2025年7月26日、小豆島の旅の締めくくりに訪れたのは、島の北部・土庄町に鎮座する阿豆枳島神社(あずきしまじんじゃ)。小豆島八十八ヶ所霊場の一部とは異なる、ひっそりと佇む神域の空気に心が整うような感覚を覚えました。
この神社は、少彦名命(すくなひこなのみこと)をお祀りしており、古くから病気平癒・無病息災・知恵と薬の神様として信仰されています。また、島の地名「小豆島(あずきしま)」の名の由来にも深く関わっているとされ、阿豆枳島という名称はとても古く由緒正しいものだと感じさせられます。
境内には、大きな鳥居と石段、そして自然と共鳴するような清らかな空気が広がっていました。人の少ない時間帯に訪れたこともあり、まるで神様に直接語りかけられているような感覚の中で、静かに手を合わせることができました。
占い師としての視点から
この地のエネルギーはとても柔らかく、しかし芯のある波動でした。少彦名命の「癒し」の力を象徴するかのように、島旅の疲れや心のざわつきがすっと鎮まり、「またここから一歩踏み出そう」と背中を押されるような優しい力を感じました。
私が日々お客様の声に耳を傾けている中で、本当に必要なのは“誰かの言葉”より“魂に届く静けさ”の時間であることもあります。まさに、この阿豆枳島神社はそうした場所でした。
今回の訪問では、日常では得られない内なる静けさと再出発の力を授かったように思います。小豆島の旅の最後に、このような素晴らしいご縁をいただけたことに感謝し、また皆さまにこの神社の存在をぜひお伝えしたいと思いました。
あなたにも、必要なタイミングでこの場所のエネルギーが届きますように。




 




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